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2020.06.18

「本当の幸せ」って何か知ってますか?


最近、ふと思うことがあります。
本当の幸せって、どういうことなのか?
そんなことを考えている時に目にとまったのが「嫌われる勇気」というアドラー心理学の本です。

あまりにも有名な本ですので、もう既に読んだ方もいらっしゃるかもしれませんが、何度読み返しても鳥肌が立つ本ですね。。。

この本は、 なんと・・・日本で200万部、世界で440万部以上を販売!(;’∀’)
とんでもなく売れている人気の本です。

アドラー心理学の第一人者である京都大学大学院文学研究科博士課程を満期退学された岸見一郎先生とライターの古賀史健氏の共作で、「哲学者」と「青年」の対話篇形式でアドラーの思想を綴っている本なので、とても分かり易く読みやすい本でした。

[岸見 一郎, 古賀 史健]の嫌われる勇気



今日は、私が感じた衝撃的な3つのキーワードをご紹介します!

1.人は、何の因果関係も無いところに原因を求めるこという「人生の嘘」
2.「全ての悩みは対人関係」の悩みである
3.幸福とは「他人に貢献できること」である

これまでの私の常識を覆す、とても刺激的な内容でした。
では、ひとつずつその意味をお伝えしていきたいと思います。



「人生の嘘」

例えば、最近コロナの影響で、なんだかむしゃくしゃしていたときに、モタモタ仕事をしていた部下を見て、ついイラっとして怒鳴ってしまったという上司がいたとします(コロナでなくても時々見かけますが・・)。

何で怒鳴ったのかと聞くと「ついイラっとして怒鳴った」と言う人がいます。しかし心理学的に言わせると、怒りの本当の理由は、大声で相手を威嚇して屈服させることであったり、自分の思っているような仕事をしてくれていない為それを分からせようという気持ちが深層心理にあるようです。

その証拠に、この上司が部下を怒鳴っている最中に、急に得意先のお客さんに会った瞬間、丁寧な言葉遣いに変わる人がいるからです。つまり、怒りをコントロールできるということは「ついイラっとして」というのが理由ではなく、都合の良い言い方をしているだけだといことですね。

もうひとつ例を挙げます。
「私の結婚生活が上手くいかないのは、幼いころの家庭環境がよくなかったからだ」といったトラウマ的な話についても明確に否定しています。これは、結婚生活が上手くいかない理由を過去の家庭環境のせいにしているだけで、本当は今の自分を変えたくない、又は変えられないという自分の言い訳にしているだけだとアドラーは言うのです。

つまり、

人間は いつでも変われるし変えることが出来るのにも関わらず、 なんの因果関係もないところに原因を求めることする


これをアドラーは「人生の嘘」と呼んでいます。

もしも「過去の原因」が全てを決定するのなら、我々は過去に縛られたままなにもできなくなってしまいます。それに対してアドラーは、「過去になにがあったとしても、これからの人生になんの関係もない」と言っているのです。

勿論、過去を全て否定するものではなく、目の前で都合の悪いことや上手くいかない事が起こった時に、過去のトラウマや怒り、劣等感(コンプレックス)などを理由に都合のよい言い訳をするなということですね。



全ての悩みは「対人関係」

確かに、世の中の悩みという悩みの大半は対人関係だと思っていましたが、アドラーは「全ての悩みは対人関係」だと言い切っているのです。

えっ、でもお金の悩みや仕事の悩みなど、いろいろあるんじゃないかなぁ?
と思っていましたが、実はお金も仕事も必ず相手あってのお金や仕事ですよね。逆に考えると、相手がいないとお金にも仕事にも悩むことが無いと言うのです。

確かに、極端な話、払う相手がいないとお金も必要ないし、仕事だって相手がいるから仕事が成り立つといっても過言ではありませんからね。

では、なぜ対人関係に悩むのか?

それは、

誰かに褒めてもらいたい(認めてもらいたい)という「承認の欲求」が人間にはあるからだと言われています。


これは、日本社会の構造や教育がそういう考え方を助長してきたからかもしれませんね。

小中学校のテスト、高校・大学受験、会社の昇進試験等といった信賞必罰の制度が、承認の欲求をかき立てているといっても過言ではありません。

実は、この承認の欲求、自分自身で決められないというところがミソなのです。当たり前ですが、「褒めてもらう」、「認めてもらう」という状況は、必ず相手がいて、自分自身ではどうしようもないことなのです。つまり相手が評価することに縛られていては、いつまで経っても自由にはなれない。だから、悩むのです。

では、この承認の欲求を解除するためには、どうすればいいのかと言うと、、、



それは、


ありがとう!


褒めるとか褒められるといった承認欲求の世界で生きるのではなく、”ありがとう”という感謝の気持ちを常に持って生きることだと。私もまだまだ承認の欲求がありますが、時々「人にどう思われているかなんでどうでもいいや」と良い意味で開き直るときがあります。そして、生かされていることに感謝出来た瞬間(そんなに再々はありませんが(^-^;)、スーッと気持ちが楽になることがあり、あっこれか!と思うことがあります。

それでは今日の本題に入ります。
本当の幸せとは・・・


「他人に貢献できること」



戦前の大物右翼にして日本船舶振興会・会長の笹川良一さんが、テレビCMで「世界は一家、人類は皆兄弟」と言っていた時代がありましたが、古くは 孔子やお釈迦様の言葉という説にもあるように、縦社会ばかりではなく、横社会の感覚(運命共同体的な感覚)を持つことが重要であると言っているのです。そして、友達や家族、仲間に貢献できることのみが、本当の幸せであると言っているのです。


upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/...


ここで大事なことは、偽善者にならないよう、次のステップを踏むことで真の他人への貢献ができると言われています。


一つ目は、自己受容

自己受容とは、自分のありのままの状態を自分自身で認めるということです。
これは、意外と簡単なようで出来ていない人が多いですよね。本当は、自分自身は実力もないのに、有名な人と知り合いだと言い去勢を張って自分を大きく見せようとする人とか、問題を出されて分からないのに分かったフリをする人など、要は見栄を張っていては、真の貢献なんて出来ませんよってことですね。


二つ目に、信頼関係

信頼関係とは、無償の関係の事を言います。
因みに、信用と信頼の違いはご存知でしょうか。信用とは、何か担保や保証があるから対価を渡すという行為ですね。銀行が「土地を担保にお金を貸す」というような取引のことを指します。しかし、他人への貢献とは、そのような条件付きでは成り立ちませんよと言っているのです。


つまり、真の貢献とは「ありのままの姿で、無条件に相手を信頼し、感謝の気持ちを持って行動する」ことであり、それこそが「本当の幸せ」であるということをこの本から学ばせてもらいました。

最後に、


私は、香川県で地域通貨(地域ポイント)事業を11年間やってきました。最初は100円お買い物をすると1ポイント貯まるというただのお買い物ポイントからスタートした事業ですが、今ではボランティアや健康増進、スポーツの応援など、地域の様々な取り組みや加盟店様に「めぐりん」という共通ポイントを使って頂いています。そして、この事業を通じて地元のNPO団体やまちづくり等を行っている方々へ寄付(貢献)できる仕組みがようやく整いつつあります。

アドラーの心理学にもあるように、この「めぐりん」という地域通貨(地域ポイント)は1ポイント1円という信用取引の面だけでなく、「めぐりん」を使えば、将来自分たちの住んでいる町や人が豊かになるかもしれないという、何の担保も保証もない無条件の道具として利用されるようになりたいと思っています。

そして、真の地域貢献が出来るよう努めていき、皆さんと一緒に幸せにたいと心より願っております。  
                                感謝

かいたひと:Mr.MEGURIN

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